ジャパンナイフギルドの社会的な責任に応えるためにJKGカスタムナイフショーに出展、参加する会員はこの規則を遵守しなければなりません。 【出展物の制限】 1. 出展できるナイフは個人のメーカーが製作したハンドメイドナイフに限ります。 ファクトリーナイフの改造品、ナイフキットの完成品などは認められません。 2. 鍛造ブレード、ダマスカスブレードは自作以外のブレードでも使用可能だが、必ずその製作者を表示します。 3.料理包丁の出展は以下のルールの範囲で出展できる。 ① 形状と刃渡り:刃渡り210mmまで形状は自由 ② ハンドル:ナイフ同様にボルトもしくはピン止め ③ ヒルトもしくはボルスターがついている事 ④ お客様の怪我防止を目的として、必ず箱に入れて展示、販売する(紙箱可) ⑤ 出展数:本数は各自のナイフを含めた総数の2割まで(例:全数10本ならば包丁は2本までとする) ⑥ ナイフショー当日の出品物検査で上記条件を確認します。 4. 次の品物は出展を禁止します。 イ.JKG出展規則で認められた包丁以外の調理用刃物、木工用刃物(切出し、槍かんな、のみなど)。 ロ. 銃刀法に抵触する刃物は勿論、抵触する恐れのある刃物。 ハ. 刃長にかかわらず、その形状、形態、様式などが「刀」「剣」「槍」「なぎなた」「あいくち(短刀、小柄、小刀、刀子など)」であるか、それらに著しく類似するもの。またはそれらの字句を冠した名称を表示しているもの。 ニ. ダガータイプのナイフは長さにかかわらず禁止。 ホ. ブレード、つば、口金、ハンドルが自作であるもの以外のナタ状の刃物。 ヘ. アンダーカバー用装具。 ト. バタフライナイフ、振り出しナイフなど。 チ. JKG統一保証書の保証内容を保証できないメーカーが製作したナイフ。 カスタムナイフではメーカーの生涯保証( メーカーがナイフの製作販売を継続している限り)が特に重要ですので、継続的に製作する意思を持たないメーカーは販売することができません。 リ. 銃砲及び関連製品(モデルガン、エアガンなどを含む)は許可証があっても会場への持込を禁止します。 5.出展者は次のような表示を必ず行ってください。 イ. 他のメーカーが発表したデザインの複製、コピー、レプリカなどはオリジナルナイフのモデル名とメーカー名を表示すること。 ロ. 自己以外の製作によるブレード材、シース、彫刻、スクリムショーなどはその旨を表示すること。 【検査】 1. JKG理事またはナイフショー実行委員会により指名された検査委員はナイフショーの 開場前に出展物を検査します。 また検査品を撮影記録することができます。 2. 検査委員は検査の際、上記の制限事項に抵触する展示物があった場合はその排除を指示します。また状況によっては当該出展者の展示中止を指示できます。この場合納入した出展料は返還しません。 3. 出展者はナイフショー実行委員会が指定する日時に、指定された出展テーブルに出展物を展示し、検査を受けなければなりません。 特別の事情により、開場前の検査が受けられない場合は前もって実行委員会にその理由と希望検査日時を文書で申し入れ実行委員会の指示に従って検査を受けてください。 【会場内での禁止行為】 会場内では危険な行為、秩序を乱すような行為は勿論禁止しますが、ナイフに対するイメージを落とすような行為は慎んでください。 1. 会場内で、ナイフをベルトなど身体着衣に装着しないこと。 2. ナイフを使用しての実演を行ってはならない。 [ 違反者への注意喚起および罰則 ] 1.理事会は上記検査にもかかわらず出展規則違反者に対して次回以降のナイフショーに対する出展停止や、会報への氏名公表などの処分を行うことができます。 |
2012年3月